ヨロブン！アンニョン！三度のメシより韓国ドラマに沼るheekoです☆
今回は、注目の俳優イ・ドヒョンとコ・ミンシが共演する韓国ドラマ『五月の青春』を紹介します。時代の波に翻弄されながらも、ひたむきに愛を貫いた二人の青春を描いたドラマ。
はじめに｜こんな人におすすめ
☑ 切ない純愛ストーリーが好きな人
☑ 歴史を背景にしたヒューマンドラマを見たい人
☑ イ・ドヒョンやコ・ミンシの演技に注目したい人
こんな方にぴったりの作品です。
基本情報｜『五月の青春』ってどんなドラマ？
- タイトル: 五月の青春（오월의 청춘 / Youth of May）
- ジャンル: ラブロマンス、ヒューマンドラマ、歴史
- 放送期間: 2021年5月3日～2021年6月8日（KBS2）
- 脚本 :イ・ガン
- 演出: ソン・ミニョプ
- 主な舞台:1980年の光州（韓国の民主化運動期）
キャスト紹介
☆イ・ドヒョン (ファン・ヒテ役)
ファン・ヒテは、未婚の母の息子として偏見にさらされながらも、その固定観念を打ち破るために懸命に努力してきた青年。天才的な頭脳を持つ医学生。趣味はギターで、音楽喫茶に通うことが彼の息抜きの時間。しかし、明るさの裏に、過去の出来事により心の傷を抱える青年。
イ・ドヒョンは『刑務所のルールブック』で演技デビュー。その後、『ホテルデルーナ』『Sweet Home〜俺と世界の絶望〜』『18アゲイン』に出演しており、次世代の韓ドラ界を背負って立つ俳優の一人でしょう！イ・ドヒョンの声が本当にかっこいいです！
☆コ・ミンシ (キム・ミョンヒ役)
キム・ミョンヒは、光州の病院で救急看護師として働く芯の強い女性。仕事に没頭することで過去の辛い経験を忘れようとしています。彼女は人とすぐに親しくならないよう距離を置くタイプですが、内心では海外留学を夢見ており、その目標に向かって努力を重ねています。
コ・ミンシは私が注目している若手女優さんの一人です。映画『The Witch 魔女』や、『恋するアプリ Love Alarm』『Sweet Home〜俺と世界の絶望〜』に出演されています。今最もホットな女優さんです！
☆クム・セロク (イ・スリョン役)
イ・スリョンは、全南大学に在籍し、裕福な家庭の一人娘。彼女の家族は代々光州地域を支配してきた存在ですが、スリョンは労働者を搾取する現実に憤りを感じており、労働運動や民主化運動の最前線で活動しています。資本家の父親の影響で周囲からは偽善者と揶揄されることもありますが、彼女自身の信念は揺らぐことがありません。
クム・セロクは、『熱血司祭』、『潜入弁護人 ～Class of Lies～』などに出演。『熱血司祭』では、「2019年SBS演技大賞」で新人女優演技賞を受賞しました。
☆イ・サンイ (イ・スチャン役)
イ・スチャンは、父親と共に家業を運営しており、実質的な後継者としての役割を果たしています。フランスの大学で経営学を専攻し、当時の社会が「貿易こそが成功への道」と唱える風潮の中、光州で製薬会社を設立する計画を立てています。結婚に関しては、ビジネス的な婚姻を望まず、純粋な恋愛結婚を夢見ており、現在も独身を貫いています。
イ・サンイは『刑務所のルールブック』、『第3の魅力』、『ユミの細胞たち』に出演。
あらすじ
『五月の青春』は、1980年の韓国を舞台に、若者たちの青春と恋愛を描いた感動の物語です。時代背景は、韓国の現代史における重要な出来事である光州事件の前後にあたり、その激動の時代を生きた若者たちの姿が描かれています。
物語は、ソウル大学の医学生であるファン・ヒテと、看護師として働くキム・ミョンヒが偶然の出会いから恋に落ちるところから始まります。
しかし、彼らの愛は、光州事件という歴史的な背景により、試練に直面します。愛する人々を守るため、彼らは自分の信念と向き合い、困難な選択を迫られることになります。平穏な青春を夢見る若者たちが、避けられない運命に立ち向かう姿に胸を打たれる物語です。
時代背景と設定
光州事件: 1980年5月、韓国の南西部に位置する光州で起こった民主化運動と軍政による弾圧を描いた事件。
ドラマは、この事件の前後を舞台にしており、激動の時代に翻弄される若者たちの運命をリアルに描いています。この時代背景が、ドラマの緊張感と重みを増し、深い感動を与えています。
見どころ3選！
リアルな時代描写
1980年代の韓国社会が細やかに描かれ、当時の雰囲気や社会情勢がリアルに再現されています。特に、光州事件の緊張感や、その背景にある若者たちの葛藤が丁寧に描かれており、強い印象を残します。
主演俳優たちの圧倒的な演技
イ・ドヒョンとコ・ミンシの演技が非常に素晴らしく、キャラクターたちの感情や葛藤がリアルに伝わってきます。彼らの切なくも美しいラブストーリーは、心を揺さぶることでしょう。
ヒューマンドラマとしての深み
恋愛だけでなく、家族や友情、そして個々人が持つ信念との葛藤が描かれており、ヒューマンドラマとしても非常に深い内容になっています。登場人物たちの成長や、彼らが直面する困難に心を打たれるはずです。
感想
『五月の青春』を見て、まず心に残ったのは「平凡な恋愛さえ許されなかった時代の切なさ」です。
『五月の青春』は、単なる恋愛ドラマにとどまらず、韓国の近代史を背景にした重厚なドラマです。特に、歴史の荒波に翻弄されながらも、自分たちの信念を守ろうとする若者たちの姿には胸を打たれます。
また、イ・ドヒョンとコ・ミンシの演技が本当に自然で、特に最後の展開では涙が止まりませんでした。
光州事件という韓国現代史の中でも特に悲しい出来事を背景に、悲しみや苦しみ、そして希望が織り交ざるこのドラマは、視聴後に深い余韻を残すことでしょう。二人の純粋な恋を中心に進むため、観やすさとメッセージ性のバランスが素晴らしかったです。
1980年を知らない世代にも、愛と人生の尊さを強く感じさせてくれる作品でした。感動的なストーリーとリアルな歴史描写が融合した『五月の青春』は、必見の作品です。
視聴のポイント｜初心者さんへ一言
韓国ドラマ初心者さんでも安心して見られる作品です。
全12話と短めなので、だらだらせず一気に感情移入できるのが魅力。
ただし後半は涙必至なので、ティッシュを用意してご覧ください。
配信情報
韓国ドラマ『五月の青春』は現在、U-NEXTにて配信中です！
まとめ｜『五月の青春』は「切ないけれど温かい青春ラブロマンス」
『五月の青春』は、歴史的事件を背景にしながらも、愛と青春、そして自由を求めた若者たちの物語。
単なるラブストーリーではなく、「忘れてはいけない歴史」を観る者に伝えてくれる大切な作品です。
涙なしでは観られない、心に深く刻まれるドラマだと胸を張っておすすめします。
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