韓国映画『ベテラン』感想レビュー|胸クソ悪い悪役と国民刑事。何度観てもスカッとする痛快名作

韓国映画
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ヨロブン、アンニョン!三度のメシより韓国映画にも沼るheekoです☆
今日は、韓国映画好きなら一度は通る名作『ベテラン』について語ります。

「韓国映画って重そう」「アクション苦手かも」そう思っている人にこそ観てほしいのが、この作品。

胸クソ悪いほど憎たらしい悪役と、庶民派で人情味あふれる刑事。
怒りをしっかり溜めて、最後に一気に放出してくれる最高にスカッとする一本です。

2024年には続編『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』も公開され、改めて「やっぱり『ベテラン』が原点で最高」と再評価されている今。まずはこの伝説の始まりから振り返ってみましょう。

作品情報

  • 原題:베테랑
  • 公開年:2015年
  • 監督:リュ・スンワン
  • ジャンル:アクション/犯罪/社会派
  • 上映時間:約124分

あらすじ(ネタバレなし)

広域捜査隊のベテラン刑事ソ・ドチョル。
腕っぷしは強いが、権力や圧力には屈しない“現場主義”の刑事だ。

ある事件をきっかけに、巨大財閥の御曹司チョ・テオと対峙することに。
暴力、金、コネ、そして絶対に謝らない態度。

「捕まらないと思っている悪」を、
法と正義で本当に捕まえられるのか──。

物語は、怒りと爽快感を同時に煽りながら、一気に加速していく。


『ベテラン』が面白い理由

① 圧倒的に“嫌な悪役”がいる

この映画が語り継がれる最大の理由。
チョ・テオという存在が、とにかく胸クソ悪い。

金も地位もある人間が、
「どうせ俺は捕まらない」と言わんばかりの態度を取る姿は、
現実社会の縮図そのもの。

観ている側の怒りを極限まで溜めてくれるからこそ、
後半のカタルシスがとんでもない。

② ファン・ジョンミンの“国民刑事感”

正義感が強すぎて不器用。
でも人情があって、どこか親しみやすい。

ソ・ドチョル刑事は、
「こんな刑事が本当にいてほしい」と思わせる存在。

説教臭くならず、ヒーローすぎない。
この絶妙なバランスは、ファン・ジョンミンだからこそ。

③ 社会風刺がしっかり刺さる

財閥、警察、マスコミ、世論。
笑えるシーンの裏で、かなり鋭い社会批判が描かれている。

ただのアクション映画で終わらないところが、『ベテラン』の強さ。


キャスト紹介&代表作

◆ ソ・ドチョル役:ファン・ジョンミン

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熱血で人情派、現場叩き上げの刑事。

怒鳴る、走る、殴る。
それでもどこか憎めない“庶民の味方”。

代表作

  • 『国際市場で逢いましょう』
  • 『哭声/コクソン』
  • 『新しき世界』
  • 『ただ悪より救いたまえ』

➡ シリアスもコメディも制覇する、まさに韓国映画界の柱。


◆ チョ・テオ役:ユ・アイン

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財閥3世。
権力と暴力を振り回し、謝ることを知らない男。

笑顔なのに目が冷たい。
一挙手一投足が不快で、だからこそ忘れられない悪役。

代表作

  • 『バーニング 劇場版』
  • 『密会』
  • 『シークレット・サンシャイン』
  • 『声もなく』

➡ “演技がうまい”を超えて、“存在が怖い”俳優。


◆ オ・チーム長役:オ・ダルス

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広域捜査隊のまとめ役。
コミカルさと現実的判断力を兼ね備えた名バイプレイヤー。

代表作

  • 『国際市場で逢いましょう』
  • 『弁護人』
  • 『7番房の奇跡』

➡ いるだけで空気が締まる、安心感の塊。


◆ チェ常務役:ユ・ヘジン

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財閥側の人間として立ち回る策士。
表では丁寧、裏では計算高い。

代表作

  • 『タクシー運転手』
  • 『王の男』
  • 『LUCK-KEY/ラッキー』

➡ コメディも悪役もこなす万能俳優。


こんな人におすすめ

  • スカッとする映画が観たい
  • 理不尽な悪が痛い目を見る展開が好き
  • 韓国映画の社会派要素が好き
  • 『ベテラン2』を観る前に復習したい
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『ベテラン』は“今見ると豪華すぎる”キャスト陣も見どころ

『ベテラン』が名作として語り継がれている理由は、
ストーリーや悪役の強烈さだけじゃありません。

今や主役級の俳優たちが、脇役やちょい役で出てくるという、
韓国映画好きにはたまらない一本なんです。


◆ マ・ドンソク(マ・ドンソク)

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「え、この人マ・ドンソクじゃない?」
と、気づいた瞬間にニヤッとしてしまう存在。

今ほど“拳の人”ではないものの、
すでに体格・存在感・圧は完成形。

推しポイント

  • セリフが少なくても目立つ
  • 画面にいるだけで空気が変わる
  • 後の無双キャラを予感させる存在感

代表作

➡ ベテランを観たあと、必ず「この人、後に化けるよね」と語りたくなる。


◆ パク・ソダム

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まだ初々しさの残るパク・ソダム。
後の『パラサイト 半地下の家族』を知っていると、
**この時点での“原石感”**にグッとくる。

推しポイント

  • 目力がすでに強い
  • セリフのない表情芝居が印象的
  • 若手なのに埋もれない存在感

代表作

  • 『パラサイト 半地下の家族』
  • 『プリースト 悪魔を葬る者』
  • 『ビューティフル・マインド』

➡ ベテランは、パク・ソダムの“発掘映像”的価値も高い。


視聴方法

『ベテラン』は、現在下記の配信サイトで配信中です。

  • U-NEXT
  • AmazonPrimeVideo

気軽に視聴できるので、週末にゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか?

まとめ

『ベテラン』は、怒り → 爽快 → 余韻まできっちり用意された名作。

アクションが苦手な人でも、人間ドラマと社会風刺で最後まで引き込まれる。

そして何より、「正義がちゃんと勝つ」この安心感が、何度観ても気持ちいい。

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